アグリロードについて
地域農業の未来を切り開きます

歴史

この地での280年以上の経験をバネに

アグリロードのある場所でお米づくりが始まったのは1734(享保19)年と伝えられています。

以来十数代に渡ってこの場所で田畑と共に生活してきた私どもは、この地域の風土を熟知し、それらと向き合う方法を数多く蓄積・実践し続ける、米づくりのプロフェッショナルであると自負しております。

農園の前の野馬追行列
農園前を行く野馬追の行列
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美味しさと、安心・安全の両立を目指して

母体となる豊田農園では、食の安全がしきりに叫ばれる以前より、米本来の力と味を引き出す自然重視の栽培に注目。移行期間を経て1997年より本格的に環境への負荷が少ない農業の実践を開始しました。

2000年には有機農産物の生産者としてJAS規格適合認定も受け、以降10年あまり継続安定したオーガニック米の生産を平行して行なうとともに、食味検査やコンクールでも高い評価をいただいておりました。

2011年の東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故に伴い、南相馬全域で農作物の栽培が規制されたため、すべての田を休耕。2016年に試験栽培を行い、作付け再開に向けてさまざまな安全性の確認を実施いたしました。

そして2018年からは、品質管理を徹底し、未来へ向けたこだわりの米づくりに取り組んでおります。

※当社のある南相馬地域は2025(令和7)年度より、放射性物質検査について全量全袋対象地域からモニタリング対象地域に移行しました。

豊かな自然と生きものに囲まれた農園

田畑が自然と共生できる状態にあってこそ、安全・安心な農産物をお届けすることができます。もし豊田農園の田んぼをご訪問いただいたなら、地味かもしれませんが、小さなさまざまな生きものに出会うことができるでしょう。それは長い間、環境に負担をかけず稲をのびのびと育てる農法を実践してきた証でもあるのです。

カヤネズミさん
田んぼにはカヤネズミも棲んでいます。
田んぼにと共にいる、さまざまな生き物たち
田やあぜには、さまざまな生き物が

バックは、豊田農園の敷地にそびえ立って見守ってくれる樹齢100年以上の木々。かつては多くの農家で、風雨から母屋を守るためにこのような防風林や屋敷林と呼ばれる樹木が植えられていました。

真野川の豊かな水
良質な水と養分を運ぶ真野川の流れ。
豊田農園付近にて。
松川浦
阿武隈高地からの水が流れ込む松川浦は、
津波前までは良質なアサリの産地でした。

良いお米をつくるための3大要素として…

  • 第1に気候
  • 第2に土地の力
  • 第3に米づくりの技術

と言うことができます。

元来、アグリロードがある福島県相馬地方は、太平洋岸で通年の日照時間が多く、他府県と比べて穂の発育期である8月以降の昼夜の温度差も大きいため、良いお米ができる条件にかなった地域気候です。

その中でもアグリロードのある地域は、豊かな自然が残る阿武隈高地から流れ出る真野川沿いに位置し、太古からこの川によって育てられた集積土の土地と、養分やミネラルを豊富に含んだ水の良さが、より素晴らしいお米を育んでくれます。

東日本大震災とその関連災害以前は、地域が送り出すお米に対して、質・量共に市場から評価されていたこともご理解いただけるかと思います。

会社概要

     
会社名株式会社アグリロード
代表取締役豊田 寿博(とよた としひろ)
所在地〒979-2444 福島県南相馬市鹿島区岡和田窪畑53
電話080-2225-2788
URLhttps://agriroad.co.jp/
営業時間8時 〜 17時 (通常)
定休日土曜日、日曜日、国民の休日
営業品目

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